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死闘の正体

 ポルトガル 1-0 オランダ

 昨夜からの函館一泊二日の出張を終え、帰宅後に遅まきながら、この試合を観戦。死闘、死闘とスポーツ紙その他で読んでいたため、どういう死闘なのかと確認したかったのだが、試合内容の過激さそのものよりも、目立ってしまったレフェリングが、単純に試合をサッカーではない面白さで満たしてしまったという印象であった。確かに退場者が両チーム2名出れば、ある意味サッカーにならない。不完全な攻撃を不完全な守備で受けては、それを相手に仕掛け返すという試合は、やはりワールドカップという舞台ではちょっと物足りない。

 この試合のレフェリーは躊躇いなくカードを出す人で、そうではない審判を他の試合で沢山見ているだけに、前回大会ほどではないにせよ、今大会もジャッジの温度差には試合により大きな振幅があるという印象がある。

 今大会、オランダはずっと不調だったという気がする。ロッベンが抑えられてしまうと何もできないチーム、といったら言い過ぎだとは思うけれど、彼を何度も大舞台で抑えてしまうミゲルは、本来どちらかというと守備本業ではなく、攻撃的な選手なのだ。ロッベンも最初の試合でスターダムに乗りかけたんだけど、結局マークされすぎて、今大会総じて見れば何もできなくなってしまったのだろう。

 とは言え、オランダ選手と体格差のあったポルトガルの落ち着いた試合運び、日本サッカーは、彼らに見習うべきところ多いと思うのだけれど。