グループF 日本 0-0 クロアチア
テレビに登場する調子のいい解説者たちより、中田ヒデのほうがよほどゲームの本質を語っている。
緩急をつけられず、相手のペースで戦ってしまったことと、ラストの消耗時に攻勢に転じられず、受けてしまったこと。最後に、二試合とも勝ち試合を落としたようなイメージだということも。
ヒデの中距離弾二発がきっと最もクロアチアを脅かしたシュートだったろう。崩しという意味では加地と三都州の突破の二つのシーンだったろう。どちらも貪欲なフォワードに恵まれず、不発に終わったが。
同じような感想をクロアチアも抱いているに違いない。スーケルやボバンがいなくって本当によかった。