シュンの日記なページ

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北海道の翼

 エアドゥの道民割引というサービスが始まっているらしく、今回の東京出張で早速使ってみた。何せ、ANAとの共同運航で、通常片道料金は27,000円のところ、道民割引で15,500円まで値下げしてくれる。

 先に予約を入れてから、当日空港のカウンターで道民カードの仮カードを作ってもらう。チケットと免許証を提出すると一分ほどで手際よく仮カードを発行してくれる。本カードの申込書とともにこれらを頂き、無事、搭乗となるわけだ。

 今回の搭乗では、たまたまNHK札幌局のテレビ・クルーが乗り込んでおり、客室乗務員のサービスをつぶさに撮影していた。実際にはそれは、機内サービスにとって相当邪魔であるように見えた。それでも乗務員のお姉さまたちは笑みをやわらかく保ち、ぼくらに飲み物や新聞を手配すべく、通常の仕事を継続してくれる。

 この日は、道産スイーツをサービスするということで、美味しい洋菓子をサービスに配っている。そいつをつぶさに撮影する、どちらかと言えば一昔前の学生みたいな身なりのクルーが、肩にぶつかったりして邪魔だった。

 この日の機内サービスは、どういう内容かわからないが、ニュースとして北海道のTV電波に流されたらしいと知人情報あり。北海道の翼を応援しているのか、邪魔しているのか、よくわからないメディアのパワーってやつである。個人的には落ち着きがなく、読書の妨げになるので、汚い格好のカメラマンは評価できない。

 先々月には護送中の刑事と容疑者というのが手錠&縄で縛られながらぼくの座席の横を通ってトイレに向かい、そのせいで、搭乗遅れが発生し、先に乗り込んだ数名の乗客を残して、ほぼ全員が悪党面の排尿終了を待たされる一場面があったっけ。網走刑務所から東京で裁判でも受けに出かけるところなのかなと推測される光景だった。刑事たちは体育会系列の顔ぞろいだったし、護送される人は人殺しみたいに悪相が顔に出ている人だった。

 後から乗り込んだ同僚は、何故待たされていたか当然知らなかった。飛行機の会社というのも、けっこう見えないところで苦労しているらしいのである。