開幕の実感
グループA ドイツ 4-2 コスタリカ
フリンクスの超美技ミドル・シュートを見て、驚きと激しい感動のあまり涙が出そうになった。ラームの曲げたゴールも見事だったけれど、絵的にはやはりこのゴールには勝てない。
いずれにせよ開幕戦らしいシーンだ。ほらワールドカップだろう、と試合が観客に自慢しているような光景ではあったと思う。
ベッカム弾で始まるあたりもやはりワールドカップだよというご挨拶みたいなものか。しかし、その一点だけで守りきろうという作戦に入るイングランドもイングランドだが、徹底的に攻め続け、いいサッカーを展開し続けたパラグアイもさすが大会常連国チームだけあると思った。
でもイングランドの攻撃を捨てたようなサッカーは、まるでイタリアの物まねのようで、見る分にはやっぱりつまらない!