シュンの日記なページ

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ストライカーの資質

 ワシントンが4ゴールした。決定機のほとんどを決めると、今のレッズのサッカーならこうなる。

 ワシントンが来る前には、毎試合、毎試合マリッチがやたらとゴールを決めていた。ギドが典型的なボックス・プレイヤーであると評価していた。ボックスとはPKエリアの四角い枠。その中できちんと仕事をする選手という意味の評価だ。

 そういう選手が日本にいないから、代表ではフォワードが激戦区だと言われるのだろう。マリッチでもワシントンでも、母国では使い古したロートル扱いの選手であろうが、日本に帰化すれば、現在直ちに代表選手になってワールドカップに出場することができるに違いない。

 レッズにエメルソンがいた頃、代表を強くするにはエメルソンを帰化させればいい、などと代表監督が発言したものだ。そのくらい日本人のストライカーがいない、ということだ。

 レッズサポだけではなく、身の回りにそういう選手はいないのか? と持ちかけると、大抵の人が田中達也がいるじゃないか、と答える。レッズサポであるぼくへの社交辞令であるようには思えない。多くの日本人に待ち望まれていた資質あるストライカ田中達也が、結局はワールドカップに間に合わなかったし、現状の代表にこれという決定的なレギュラー・フォワードはやはりいないと思う。週代わりフォワードの使いまわしでしか、代表の試合を闘えないところに、ジーコの本当の苦しみはあるような気がする。