シュンの日記なページ

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北見枝幸にて

 「えさし」と入力すれば「江差」「江刺」「枝幸」といろいろに変換する。元はアイヌ語エサウシ」から来たものでその意味は「山の先端が浜にせり出した形の岬」。訪れたのは、北見枝幸といわれるオホーツク海に面した町である。枝幸の町は漁港のある穏やかな平地だが、すぐ北にある神威岬がまさにその名に相応しい。「エサウシ」はそこからきた地名だろう。

 早朝札幌を出発した。同行する女性職員を迎えにゆき、そのまま高速に乗って札樽道から道央道へ。今では士別まで延びている道央道を下りてR40を北へ走る。最初の休憩が美深の道の駅とひたすら走った。枝幸町に町村合併をして吸収されたばかりの歌登を過ぎた頃、雨となる。枝幸町にて寒さに震えつつ熱いうどんを食べてから、目的の取引先に向かった。

 午後から顧客のPCに向かって仕事を手伝い20時頃一区切り。体が冷え切ってしまった。夜の気温は7度を示している。

 夕食は誰もが枝幸ではオススメだという「だら銭」へ。17時18時台では、満席で入れない店だそうだが、この時間なら空いている。漁師町の夜は早い。ウニ入り刺し盛りや、ツブ貝のつぼ焼きなどなど、海の幸に舌鼓を打ち、オホーツク沿岸の業界話に耳を傾ける。自身高齢となり生活習慣病と騙し騙し付き合いながら日々を楽しむ経営者は、会社を誰かに継いでセカンドライフを存分に楽しみたいと漏らす。日本中が抱える時代のテーマだと思う。

 ホテルに帰投したのが真夜中近くだったから、せっかくの温泉保養施設ながら風呂は明朝にお預けとなり、ビールだけ買い込んで部屋に飛び込んだ。