シュンの日記なページ

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函館、菊姫の宵

 函館へ出張。室蘭に立ち寄り、前回食べ損なったカレーラーメンを食べに、中央町の<味の大王>へ。カウンターに座り、「カレーラーメンの会」の運営資金カンパ料10円と引き換えに紙エプロンをもらって、早速、縮れ細麺のカレーラーメンを食す。何でも新聞報道などの影響で、ゴールデンウィークにはこの店も行列のできる店になったのだそうだ。

 関東にある札幌ラーメンのチェーン店にはカレーラーメンがよくメニューにあるが、実は札幌のラーメンチェーンにはほとんどカレーラーメンというのはない。室蘭のカレーラーメンはそうした本州のカレーラーメンとも違って、一応ちゃんと辛く作ってあるカレーに麺をぶちこんだものという印象である。なかなか美味いが、何度か食べると飽きてしまいそうな気もしないではない。

 さて、五稜郭公園の満開の桜を見学した経緯などは飛ばして、函館の夜へと話は移る。ぼくの定番は<開陽亭>で食べるイカの踊り造り。この日はウニが殻ごと一つ450円で出ていたのでこれも食べたが、時期じゃないせいで、食べられるところはそう多くはなかった。

 この夜の本ちゃんは、前回八海山大吟醸を発見した蕎麦屋<三与右衛門>。今回は、焦げ目のついた蕎麦味噌をしゃもじからこそげ落としては箸先で舐めながら、菊姫大吟醸2000円也を味わった。もちろんのこと極楽至上の味覚である。「これを入れてから、注文してくれたのは初めてです」と一升瓶の口開けをしてくれる店員は、感じのよい美人である。そう。酒を呑む環境も、実によろしい店なのである。