シュンの日記なページ

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雪解の富良野路

 朝一番の飛行機で新潟を発ち、札幌へ帰還。最高気温は新潟で20度、札幌で8度だから、まだまだ温度差の体感は大変に激しい。

 正午に今度は、帯広への移動を開始する。タイトなスケジュールなのだ。富良野への山道は、路肩は雪、山も雪、しかし路面は雪解け水が流れて、春そのもの。

 富良野では唯我独尊のソーセージカレーを食べた。髭のマスターが店番をやっているシーンは初めて見た。地震のひと揺れで倒壊しそうなあばら家が特徴の店なのに、大音量でアメリカンポップスがかかっていて、耳がおかしくなりそうだ。音質は羨ましいほど透明なのに、かかっている曲が富良野にもカレーにもあばら家にも髭マスターにも似合っていないのが、本当に残念だ。ここのランチが復活しているのを見ると、富良野の観光シーズンが今年もやってきたとわかる。

 南富良野の道の駅で今年のスタンプラリー帖を100円にて入手。今年はあくせくせず、集めてゆこう。

 帯広では、駅前の十勝ガーデンズホテルにチェックイン。モール温泉の大浴場を楽しみ、同僚との合流まで部屋で仮眠を取る。新潟の疲れが抜けてゆく。

 合流後、いつもの屋台、御多幸にて酒を呑む。赤カブ、大根などを生のまま、味噌とマヨネーズを合わせて齧りつく。帯広の野菜は、札幌では真似のできないみずみずしさだ。夕方土から掘り出したばかりよ、と元は商社で世界を渡り歩いたマスターの奥さんが品のよい笑顔を向ける。北の屋台村と名づけられた帯広名所の、代表格の店と言っていいだろう。