シュンの日記なページ

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花のキイー曜日

 ハナキンなんて言葉は、今の札幌市郊外の会社に勤めるぼくらにとっては無縁のものでしかない。車で通うし、定時は18時までだし、ハナキンで遊びを設定するのは本当に大変なことなのだ。

 とはいえ、今日はせっかく街の中心部に、車なしの地下鉄で出向いて仕事をしているのである。ハナキンが実現可能なのである、ということで朝からうきうき。

 夕方に本当にこれも久しぶりの店を予約し、仲間の到着を待った。店は、焼き鳥の「キイー」。変な名前である分、メニューも変だ。手羽先は一皿17本、840円也。名古屋の手羽先チェーンのような小ぶりな手羽ではなく、肉が分厚い大きな手羽だ。一体何羽の鶏の犠牲の上にこの店の人気は成り立っているのだろう、などとはそのときには考えもしなかった。今、これを書きながら思いが及んだのである。

 さて四人で予約して、18:30ぼく独り入店。他の皆は19:30頃になるから独りでひたすら呑むのだが、カウンター、テーブル席、小上がりのすべてが満席。もちろん事前予約をしないと入れない。何だかあずましくないぞお。

 この店のヒット商品は何かと聞くと、美人の店のおばさんが答えるに「手羽先、おしんこ、ザンギにイカ刺し」。そのすべてを一人前ずつ注文するが、そのどれもが四人前くらいの量であり、おしんこだけ420円、残りは840円。そういえば、ここで焼き鳥を注文した記憶はぼくにはない。焼き鳥の「キイー」ではなく、手羽先の「キイー」といったほうが、多分正しい。