見上げてごらん夜の星を
以前、日記で書いたことのあるホームスターが、我が家にやってきた。我が家にやって来る前に、実は、わが社に取り扱い商品としてやってきてしまったのだけれども(^^;)。
ぼくにホームスターを10月頃から薦めてくれていたのが、床屋の女主人。その彼女が二ヶ月待ってようやくジャスコ(だったかな? 「下妻物語」みたいなものだからな、手稲区も)に入荷したホームスターを入手。最初は感動したがレンタルしましょうか? という何とも飽きた様子のお答え。
ぼくは今日、不意に、ホームスターを持って帰ろうと思いつき、社内ルートを使って格安で、倉庫から持ち出したホームスターをそのまま持って帰ってきてしまったのだ。
北アルプスは涸沢でいくたびもの夜を過ごし、ぼくはよくオカンといってテントではなく、外でシュラフを広げて星を見上げながら眠った。テントより岩の上に転がって夜を過ごす自由さが、好きでたまらなかった。
そんな何億年も昔の夜を思い出すように、天井に投影した星を見ると、自動回転する銀河やそこをよぎる流れ星にとても不思議な気分になれる。CDをかけながら、今夜は人工的な夜空を眺めることにする。奥行きのある天空を、一万個の星が回ってゆく。
平面に映すということを想定して作られた部屋用のプラネタリウム。そのレンズ技術に驚かされる。いつも三秒で眠りに就いちゃうぼくのような情緒のない人間には、ちょっと勿体ないかもしれない。