シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

数年ぶりのDTM

 DTMとはデスクトップ・ミュージックの略語。多くの人には、あんまり馴染みのないものだと思う。だいいちSONARみたいなシークエンス・ソフトは、たいていのPCショップには売っていないし、売っていたとしても、普通のPC用ソフトに比べると、とても高い。その上、ハード音源やキーボードやインターフェースだって、いちいち何でも何万円って言う具合に、揃えるだけでもお金がかかる。

 お金がある人ならばそのくらいは解決できるだろうが(ぼくは何年もかけて少しずつ揃えてきたのだ)、もっと凄いのは、ソフトのヘルプを読んでも、専門用語だらけでほとんどわけがわからず、全くと言っていいほど役に立たないことだ。

 さらにセットアップが大変。音源、MIDIキーボード、MIDIインターフェイスなどをPCと繋ぐばかりではなく、オーディオケーブルやデジタル光ケーブル、MIDIケーブル、USBケーブルなどを這わせなくてはならない。

 ギター弾きならば、もちろんエフェクター類を使うから、以上の機材にプラスして、コンセントや電源コードで部屋はいっぱいになる。何がデスクトップだ、ルーム全部じゃないか、って文句が出そうなくらいに。

 そんなこんなでようやく準備を整えても、ソフトウェアの設定がこれまた難しいから、とにかく機器とソフトにへばりつく。ギターやマイクを繋いで、演奏をして、MIDIキーボードで味付けをしたあと、音に各種エフェクターをかける。ソフトウェアのミキサーで各音色の調整を行いバランスを整えて、音楽を作ってゆく。こうした環境を整えるまでに一苦労する。

 今日は、二十歳の頃に作った曲を、そのときの音源(ラジカセで録音したギターの弾き語り)を使って、リミックスに挑戦。もちろん新しい楽器を使い、新しい音を足してゆく。

 他に、高校時代によくライブ演奏した五つの赤い風船フォークソングを2曲ほど、勝手気ままなアコスティック・アレンジでレコーディング。終わってみればスパニッシュ風であったりと、自分でも不思議なできばえだ。即興演奏は楽しい。楽譜によってコントロールされる縛りや練習が必要ないからだ。

 という具合で、5年ぶりくらいに音遊びをして休日を忙しく過ごしている。ブックレビューがサボり気味なのは、実はこのせいなのです。