シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

若さ

 さすがに浦和の優勝の目はあるまいと、メディアから見放されたか、とうとうTV中継もなくなった代わりに、J’s Goalのインタネット中継で観戦することができた。もちろん、見るためには申し込み手続きやら、PPVの支払いが発生するわけだが、どんなに優勝の目が薄くなったチームでも、レッズはレッズだ。

 実際の映像は途中動きが停止したりして、少しやきもきするところがあったけれど、これまでのテキストベースでの生観戦記とはやはり次元が違う。TVのほかに、こうしたメディアがサッカーの生中継に加わってくれるのは、ともかくありがたい話だと思う。

 最近のレッズの見所はサブメンバーたちであって、今日も、ジェフの守備に手を焼くレッズは、細貝とエスクデロを投入して、その元気ぶりを見せてくれた。来期や日本の将来を占う選手たちだと思っている。もちろん千葉の水野はその中でも大器だから、注目する選手なのだが、阿部の代役としてあそこまでやるとは思わなかった。それが彼らの幸運な結果に繋がったのであるから、やむをえないと言えばやむをえないかもしれない。

 ただ、残念だったのは、レッズの若さの象徴であるエスクデロが、ゴール前での再三のチャンスに落ち着いた冷静なゴールもできず、クロスチャンスできちんと上げることもできず、しまいには熱血が激しいタックルとなって、連続二枚のイエローであっという間に退場を強いられてしまったことである。

 彼のような選手は退場すべきではないし、ベンチからでもいいから、毎試合公式戦の空気を呼吸し、緊張と真剣と冷静とを身にまとうべきなのである。そうした若さは指揮官からしてもしばしばコントロールしにくいものになるとは思うが、その彼のネガティブであった今日という結果をこやしにして、まだまだこれからが永いサッカー人生に向けてのチャンスをあきらめずに与え続けることが大事なのだろう。

 今そうしたことのできる指揮官や指導者が、浦和には十分に存在するのだから。