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新潟戦チケット、1枚

 レッズ対ベルディ 4-1
 
 キックオフ直前に、埼スタで生観戦している連中から、J最終節の新潟戦のチケットを郵送するとのメールが届く。そんなもの行かないよ。飛行機で新潟に渡る金もないし、レッズはだいいち、ガンバとの直接対決に負けたために自力優勝がなくなったんだ。今年のレッズは優勝なんかしちゃいけないチームなんだよ。何を能天気なこと言ってやがる……という気持ちで断りのメールを入れた。それにまた追いかけてくる返信は「でもレッズ優勝しますよ」。レッズサポって、いったい!

 というわけでそれ以上は相手にしなかった。試合内容を見れば、その下手さ加減もよくわかる。特に代表明けで体調の悪そうな三都州は輪をかけてチームに甘えたプレイをしているし、啓太のセンスのなさが目立ちまくる。他にも、危険なパスミス・オンパレード、可能性のないミドルシュートで相手を助ける非頭脳的プレイの連続で、あーあ、こんなレッズが優勝できるわけがない、との思いでいっぱいになる。

 ここぞというときに頻繁に結果を出してくれる岡野がやっぱり今日も結果を出してくれたから、それはそれでよかったのだけれど、その後がいけない。ざるディフェンスのヴェルディから追加点を奪えない惨さを目の当たりにしていると、それ見たことか、案の定失点を食らう。

 そうしてやっと本気になったレッズ。ヴェルディの焦りプレイ、退場劇による自滅などに救われ、ますます薄くなったディフェンスの中で、ポンテの芸術ループがネットに吸い込まれるシーンは圧巻だった。ウーベ・バイン小野伸二と続いたあのアートのヒストリーが絶えて久しかったレッズだが、ポンテの第一印象から感じたバイン級の選手だという印象はやはり間違いではなかった。

 などと感動している間に大差で勝った。今日の順位表を見て驚く。タラレバだけれど、ガンバに勝っていたら、今節でレッズは首位だったではないか。新潟で優勝するという仲間の言葉もあながち、そう極端な嘘ではなかったのか。