シュンの日記なページ

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苦心の牛舌

 仙台で前泊し、飲み屋に財布を忘れる。翌朝、仙台オフィスに飲み屋から電話が入り、ほっとする。とてもいい店長である。仙台駅前の一番大きな交差点(としか説明できないのだけど)付近にある「御朱印船」は、値段も安いし、ネタもいいしと、なかなかいい店なので、仙台にお越しの際は是非行ってみてください。
 さて一日かけた会議を終え、本当は空港に直行してさっさと札幌に帰ることができるのに、財布を取りに仙台駅前にふたたび戻らねばならない。最終便にはたっぷり時間があるので、牛舌でも食べたいとタクシーの中で仙台の人に言うと、駅構内三階には何と、牛舌通り、すし通りというミニ飲食店街があるのですな。素晴らしい。ぼくが一番行きたかった「利久」がちゃんとあるので、もちろんそこに入った。
 でも価格が高いし(駅の中なので特に高いのかもしれない)、枚数が減っているではないか。さすが牛の輸入規制が続いているから、こうして店のほうも苦心しているのであるな。
 でもさすがに噛み切ったときに口中に溢れるこの旨みは、さすが仙台の牛舌である。麦トロご飯とテールスープ、そして芥子味噌漬けっていうのかな、この不動のセットが何ともありがたい。
 帰りの飛行機の中で日経新聞を読むと、なんと「なか卯」が明日より牛丼を再開するとの記事。アメリカ牛輸入再開を見越して、オージー牛でのフライングを意図的にやるのだそうだ。なんとなく心温まる記事である。次に仙台にゆくときには、「利久」らしく何枚も何枚もの牛舌を安い価格で心置きなく食べることができるような気がする。