シュンの日記なページ

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新刊ラッシュ

 このミスの締切10月末を狙って、この時期に各社が新刊の目玉を集中させるのはもうお気づきの通り。ディーヴァー、コナリーなどの定番大御所の他、E・ガルシア『鉤爪の収穫』や、トマス・H・クック『蜘蛛の巣のなかへ』なども常連作家であるか。
 レナードの『ビー・クール』は、映画の公開に併せての出版だろうし、D・アンブローズ『偶然のラビリンス』は『迷宮の暗殺者』の好評を受けて、この時期を狙った新刊かな。
 個人的にはヴィレッジブックスでは、エルモア・レナードの次世代との呼び声があるらしいレイ・シャノン『男殺しのロニー』に若干の興味。ガー・アンソニー・ヘイウッド(黒人私立探偵アーロン・ガナーものの作者)の別名義だそうだが、元の作品『漆黒の怒り』も『愚者の群れ』も(両方早川書房)読んでいないので、まったく予測不明だが、どこか、表紙に惹かれてしまうという、浅はかさ。
 そういえば花村萬月のサイトに、北海道旅行の写真がいっぱい。売れっ子作家なのに車中泊+自炊というのは、北海道好きの彼らしい。文章ばかりではなく写真のセンスもいいのには驚きである。『私の庭 蝦夷地篇』の取材だったそうな……。早く読みたいぞ!