湿度の中で
札幌としては異様に湿度の高い夜だ。日中はほとんどを事務所で過ごし、時にはエアコンもかけていたから、気づかなかった。
気づいたのは、夜、レストランで簡単な夕食を食べた後、打ちっぱなしの駐車場で着替え、ゴルフスクールの打席に立ってみたときだ。ウォーミングアップとしてSW、PWを重ねて二本振り回すと、どっと汗が湧き出る。これはやばい。台風が去った後にお土産として連れてきた南海の湿度だけが、まだ札幌に残っている。
今日は徹底してアイアンの練習。最近ゴルフマスコミを騒がせている15歳の男子中学生の優勝に際して、父親はひたすらミドルアイアンだけを振らせて、徹底して基本フォームを彼の体に叩き込んだというコメントを残したので、ぼくもいささかそれに影響されたのだ。即刻試してみるにはいささか厳しい課題というようには思えないでもないけれど。そう、それでも、とにかく。
とは言え、最近のぼくの課題は、二打目のアイアン(もしくはウッド)。なので5-3Iを中心に、夜空に向かって飛ばしてゆく(あるいは時々サイドのネットに向けて)。レッスンプロによれば、ぼくがミスショットをしたときは首が空を仰いで斜めになっているそうである。
今日は少しだけの助言。構えを少々直してもらう。後はただひたすらフォーム作り、と。
400発程度の練習を終えて22時。くたくた&へとへと。まるで捨てられる寸前の襤褸雑巾の心境で、アクセルペダルを条件反射で踏み込み、家へ。