シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

札幌で日本酒を

 東京出張でもぼくは十分にアルコール三昧だったのだけれども、札幌に帰ってからの三連チャンに関しては、さらにずっと凄まじかった。

 というのも飲む対象がいつも日本酒であったからだ。

 北海道にやってきた当時、意外に感じたのは、日本酒がやたらに美味しいということ。

 旭川の男山酒造入口には名水が沸いて出る泉があるし、降旗靖男監督・倉本聡脚本の映画「駅-Station」で高倉健さんの下宿ロケに提供された国稀酒造の酒蔵は、万年雪を頂く暑寒別連峰の地下水が断崖を駆け下りてくる猟師町、北前船が給水に立ち寄るほどの水の美味さが歴史となった港町・増毛町なのである。

 今は山田錦など美味しい米を遠隔地から入手できるから、酒造りの肝心要は、水と温度。これらを容易に現地確保できる北海道は、実のところ酒作りにとても適した土地柄であるから、杜氏さんさえ優秀であれば、それでいい。

 土曜日には「吟醸香惚(かっぽれ)」、日曜日には遊郭の歴史的建造物と生簀料理を生業にした店「夢欄」でいずれも公費飲食。月曜日には、やっと飲み放題&カラオケボックスという若者向け仕様となる。

 しかし最後のカラオケボックスでは、なぜか八海山の四合瓶を飲むことができた。札幌はどこか日本酒の似合う街だ。たまに札幌を訪れる東京勤務の上司たちにも教えてはいないのだが、「十四代」各種を季節料理で飲ませてくれるカウンターだけの店だって、実はぼくは知っているのであるぞ、むふふふふふふ。