台風を彼方に見ながら
▼息子を起こしたら、今日から夏休みだと言われた。あっ、そうか。でも、結局は、夏休みだといって寝かせたくないので、ぼくは強引に起こした。
▼通勤途上、牧場の裏に高校がある。なぜかみんな通学している。高校はまだ夏休みじゃないのか。それとも受験勉強の予習なのか。常々、すぐにキャバクラに勤めそうな女生徒ばかりが目立つ馬鹿高校ではないかと思っていたのだけど、これはもしかしてぼくの偏見なのか?
▼昼に51%だった湿度が15時には62%に上昇していた。台風の接近がもたらすものなのだろうか。一日に何度もyahooで天気図を見るのだが、なかなか上陸しないので、なんだか残念な気がする。でも釧路の方にそれていってくれることは、札幌の人間としてはありがたい気がする。
▼明日の出張先の旭川のホテルを予約する。来週の出張先の帯広のホテルを予約する。さらにその次の夏休み、恵山岬のホテルを予約する。
もう、行き帰りのフェリーは予約した。息子の飛行機一人旅も予約した。妻の往復チケットも予約した。あとは帰省先の親に連絡するだけだ。親はどこにも出かけないから、直前予約で構わない。
▼レアルマドリードがヴェルディに3-0で負けるようなチームなら、レッズやガンバが対戦していたら15-0くらいで勝てたかもしれない。ベッカムが日本人DFが唾を吐いたとか因縁をつけたらしい。顔はハンサムだけど、態度は醜い。だからレアルは優勝できないんだよ。
▼藤原伊織『シリウスの道』は、企業小説からいきなり、子供時代の回想へ突入。面白くて、真夜中の読書が進む。二日連続睡眠時間五時間以下になってしまった。
▼台風がやっと本州の端っこに引っかかるように上陸したらしい。また遠ざかって、根室辺りにひっかかるように上陸して、きっと勢力を弱めてゆくのだ。地球の表面の空気の流れは意外と複雑ではないみたいで、それが昔から不思議だ。