心のこもった応対
今日はネットで調べた童夢という苗穂駅近くのパソコンショップに出かけた。もちろん部下の尻拭いに対する心のこもった応対で謝罪しまくったその足で。
修理コーナーの奥から出てきた女性は、なんだかNiftyのフォーラム部にいそうな気のよさそうなタイプの人で、この人は、うちではハードディスクの修理はできないんですよと答えた。とても悲しそうな顔をして答えてくれ、昨日のヤマダ電機とは雲泥の差を感じたため、ぼくは彼女に少し甘えることにした。
ぼくとしては、どうしたらいいのでしょうね。
クリーンルームで器械を解体して物理的になおす店はありますけれど、丁寧な仕事をするところは高いですよ。最近は安い店もあるんですけれど、データ復旧率は値段に比例するようです。
そうですか、高いんですか。どうしようかなあ。
ハードディスクは基本的に磁気でデータを読み取るので、乱暴なようですが、磁気を帯びたドライバーでこつこつ叩いてみたらなおった、なんていう話も時にはあるみたいです。
そうですか。壊れた日にはハードディスクが熱を持っていたから、また試してみようかな。
一旦冷ましてから、もう一度トライするとアクセスできるかもしれませんので、そうしたらすかさずデータを移動しちゃうといいですよ。
なんだか明るい気持ちになって、ぼくはこの店を後にした。結果的には無料相談だったじゃないか。心のこもった応対というのは、結局は、相手の痛みをちゃんとわかってあげることなのだ。