シュンの日記なページ

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神田:消耗戦のあと

 長い長い一日。朝8時にホテルを出たが、携帯を部屋に忘れてきたことに気づく。別の個人携帯にてホテルに確認し、今夜また取りに戻ることにする。
 朝9時からずっと夜の19:30まで長い長い会議となる。本当に消耗する。しかもその後が懇親会だ。呑み会ばかりが果てしなく続く週である。解放されたい。
 21:30に解放され、赤坂の昨夜のホテルに携帯を取りに戻り、元東京勤務者にとっては懐かしい「富士そば」の文字につられて、冷やしたぬきを食べたけれど、東京のつゆってこんなにしょっぱくてまずかったっけ? 
 地下鉄で神田に移動。今夜のホテルにチェックインしてから、近所の怪しげなラーメン屋で、タンメンとビールを無理矢理呑む。あんな冷やしたぬきを食わなければ、こちらで餃子を食べることができたな、などと悔やみながら。
 でも飲んだ暮れた肉体労働車の爺さんが、コップを持ったまま厨房にまで入ってゆき、店の夫婦と話している、この小さく薄汚れた東京の中華店の空気が、今日、自分にとって一番柔らかい感触になってしまうのである。ぼくは、こういう店で味わう、一日の終わりの一杯のビールが本当に好きだ。東京にくると、いつもそうなってしまう自分を感じる。