シュンの日記なページ

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サマータイムもクールビズも似合わない街

 札幌発サマータイムというわけで、ローカルではあるが市役所や銀行が一時間時計を早めて、仕事の後のフリータイムを楽しもうという暴挙に出ているらしい。もともと札幌は緯度が高いので、この時期はなかなか日が沈まない。東京に比べると、夜の来るのが一時間近く、遅いのではないか。なので札幌でサマータイムをやらかすと二時間も夜のフリータイムが出来上がっててしまう。
 サマータイムに縁のないぼくは、何とか、一時間打ち放題1100円の申し込みができる19時台に、ゴルフ練習場に到着し、ドライバーの練習をいきなり始める。
 ドライバーだけが納得行っていないので、昼休みに素振りをしていたのだが、やっぱり球を打ってみないとしっくりこないのだ。
 トップの位置でヘッドが45度の角度で空を見るように意識すると、オーバートップが防止できるため、ダウンスイングでヘッドが球を捉えられることがわかる。それでもさらに感覚的にはオーバーしたがるのだが、それをやると打ち損じる。まずそのあたりのスイング軌道を意識してみるが、なかなか飛ばない。隣のおじさんは高く遠くドライバーで飛ばしているのに、筋力でも体格でも勝るように思える自分は、なぜこんなに飛距離が出ないのだろうと悩んでいたら、はたと気づいた。
 トップの角度にこだわるあまり、手首のコックを使っていなかったのだ。ここで少し意識的にコックを使い、インパクトに向けてコックをほどいてゆくと、ヘッドがより走り抜けて、なんだ、飛距離が隣の叔父さん並に出るではないか。
 三日後に富良野のコースを回るので、イメージしている。1番ホールでは、コックを試さず、コンパクトなスイングで、ともかくミスしないように打ち切ろう。最初のロングホールで、コックを試してみよう。そんなイメージで、とにかくドライバーを打ち続けていたら、すっかり長袖Yシャツも、その下の丸首Tシャツも汗でびしょびしょになった。
 札幌の短い夏にクールビズは似合わないが、ゴルフ練習にホットビズは厳禁だと、思い知らされた。Tシャツ一枚を用意すべき季節になったのかもしれないな。