シュンの日記なページ

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道の駅スタンプラリーの変遷と矛盾について

 北海道では道の駅スタンプラリーというものが流行っている。他の地方でも流行っているのかもしれないが、ぼくは北海道のことしかわからない。2000年、2001年と二年連続でぼくは北海道の道の駅スタンプラリーを制覇した。ただし毎年道の駅は増え続け、年々制覇は難しくなる。それに過去の制覇の実績は、前職での仕事によるところが大きい。今の職では、道内のすべての土地を一年間で回ることなんてあり得ない。
 そういえば、ある年にはスタンプラリーに応募して、当選した洞爺の長芋が送られてきたことがある。道の駅には大勢の人が(特に汚いおばちゃんが)スタンプ帖を両手に10冊ほども持って、スタンプを押しまくって応募しまくっているから、たった一冊でナチュラルに勝負しているぼくが当選するのは、よほどの低確率だと思っていたから、これは嬉しかった。
 そのスタンプラリーがついに有料化した。数年前、東北でもっと貧弱なスタンプ帖が既に有料化されていたから、北海道の昨年からカラー豪華版になったスタンプ帖はそれなりにコストが大変だろうと心配していたのだが、やはりというべきか、100円で購入することになった。このために両手に10冊もスタンプ帖を持つおばはんのあられもない姿は、道の駅から消え失せることになると期待するのだが、逆に道の駅スタンプラリー人気が激減する可能性についても心配している。北海道の人は無料ならやる気を起こすかもしれないけれど、わざわざスタンプ帖にお金を払ってまで、スタンプコレクションの旅に出るのかどうか……?
 そのスタンプ帖を一昨日、旭川へ向かう途中の深川で買って、旭川でもスタンプを押した。そして今日、帯広・釧路へと出張の旅に出たのだが、白糠・恋問の道の駅では、到着したのが夜間とは言え、シャッターが閉まり、スタンプはどこにもなかった。同じ休館でも、旭川は入口前にスタンプが置いてあった。札幌から白糠へは車で6-7時間かかる距離である。ここで夜間スタンプが置いていないというのはどういうことなのだろうか。有料化されたスタンプラリーなのに、もう一度ここの道の駅を訪れることが、どれだけ大変なことなのか、道の駅の運営者側はわかっているのだろうか? 
 以前、完走したときも、そういう気の効かない道の駅はあった。ぼくが出くわしたのは一軒だけ。枝幸の道の駅だった。ここは二度訪れてクリアしたのだけれど、それは当然半年くらい後のことだった。北海道はばかでかく、そう簡単に再訪のかなわない土地ばかり。
 道の駅スタンプラリー、有料化に伴って、中途半端な運営は、金輪際やめて欲しいと思う。