家での食事
今週は出張ばかりで、今夜くらいしか家で夕食を食べられない。そんなことを思いながら帰宅してみると、家では当然夕食は済んでおり、ぼくは一人豚シャブを突いている。家内は用意はしてくれるのだけれど、台所や風呂場でいろいろな火事に専念しており、食卓にはいない。
息子は、今日だけ父がいることを知っているので、まとわりついて離れない。食卓の横に、標的を並べて、7連式ビー玉砲で撃っている。新しいビー玉砲は、衝撃で壊れやすくとてももろい。
しゃぶしゃぶは、一人でやるのがとても面倒くさい。平日にテーブルコンロを使うのはちょっと嫌だ。しかし、これが今週唯一の我が家での夕食なので、そう念じてぼくは大切に味わうのであった。