シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

異臭

 部下と二人で、札幌市内の、ちょっと風変わりで怪しい八百屋に目を留めたのは二日前。どう見ても自分で山に入って獲ってきたとしか思えない、蕗、行者大蒜などが、雨の店頭に出されており、その怪しさ故に、車を駐めて、われわれは行者大蒜(北海道ではアイヌネギと呼ぶ)を買った。
 でも、きっとさほど必要としなかったのだろうな。そのまま忘れていた。今日、その二日後、車の中がひどい異臭。行者大蒜がしなだれて、凄まじい大蒜臭を立てているのだ。ぼくは、醤油漬けも一瓶買ったのだが、これは「5/5」と漬けた日まで明記されている。どう見ても手作りだから、とても怪しい。
 店のオヤジに言わせれば、醤油が美味いから是非有効利用して欲しいというようなことを、表現力のない文体で言う。630円とか言われたので、1030円出すと、30円出されるとわからんと言われ、千円札だけをもってゆくう。その千円札でお釣りをもらうと、手のひらに50円玉が6個も入っていた。ひどい店だなあ。と思いつつも怪しい店なのだから仕方ない。
 二人とも、買ったのを心のどこかで後悔していたのかもしれない。アイヌネギの異臭は強烈だから、この先何日も車に残るに違いない。