シュンの日記なページ

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楕円軌道

 ゴルフレッスンの夜。寒いのだが、遅く行ったので、ヒーターのある打席は先着者に占領されており、つらいものがある。

 今日のワンポイントは、前回、腰を右に引っ張ってテイクバックを始めるレッスンを繰り返したところの延長線、体重移動をさらに有益に使うというもの。ぼくはたまたま7番ウッドを振っていたのだが、左足のさらに左前くらいに球を置き、クラブヘッドをそこに当てがうよう指示される。腕を精一杯伸ばして、届くのがやっとという位置。ここから右にテイクバックを開始し(もちろん腰を右に引っ張るのがスタートの合図だ)、トップの位置にきた腕を、最も対照的な逆位置の遠い場所へ運ばないと、球をきちんと打てないというドリルである。

 要するに、腰の位置を右から最大限左に持ってゆかないと球に届かない。体を大きく使ってボールを打つという、スイングを大きくする練習なのだ。スイングプレーンを真円から横の楕円に変えるという奴ですな。フォーム固めは、ますます佳境に入った観がある。

 4、5球ミスが出たけれども、その後は、今まで打ったこともないくらい、つまり自分でも驚くくらいのシャープな軌道を描き、球は夜空に突き刺さってゆく。自分の左の限界に置かれた球を打つことで、クラブヘッドがやや上向き加減の位置で当たるから、球は通常より上がりやすい。そのおかげで凄まじく飛ぶのである。気持ちいいくらいに。

 さて、慣れたところで、本来の位置である体の正面に球を戻し、これまでの感覚を維持して大きく体を使い続けるわけである。

 こんなに横長の楕円軌道は、自分では初めて描いている気がする。ゴルフの技術書にあった写真を思い出し、一人ほくそえむ自分なのであった。まだまだヒーターがないと、夜は寒いのだけれども。