シュンの日記なページ

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16〜30倍

 お昼を札幌医大近くの、『スリランカ狂我国』という店で摂ったのだが、ここはスープカリー専門店。スープカリーは、札幌発のヒット商品と言われ、今では犬も歩けばスープカリー専門店に当たると言われるほど、その店舗数も多い。ある人によれば、もう二十年前くらいからスープカレーはあるのだけれど、最近になっていきなりヒットしたと言う。
 その人は今日は6〜15倍のうちの10倍を、甘党の部下Kは、最低である3〜5倍の3倍を、辛党のぼくはそれでも慎重に16〜30倍のチキン&ベジタブル30倍を選んだのだが、確かにごくりと飲み干すスープは、ルゴールみたいに喉を焼く。でもこの辛さは喉を痛めず、風邪に効くのだそうだ。
 この辛さもご飯にかけて食べると、随分と薄まる。
 昔、ぼくがよくランチを食べに出かけた麻生のパキスタンスリランカ・カリーの専門店『エス』は、儲かった挙句に、すすきの交差点の付近に移転してしまったのだで残念である。この頃も、まだ札幌名物スープカリーなぞということは、誰にも言われていなかったと思う。ちなみに『エス』のウェイトレスは矢田亜希子に似ているという噂である。明るい美人であったことだけは、なんとなく記憶にあるけれども。
 とにかくスープカリー店のやり方はかしこい。ラーメン専門店ならば、味噌、醤油、塩あたりで、どんなに好きな人でも次の店を探すけれども、カリー店は、10倍を試して駄目なら12倍、次なる辛さへの挑戦で15倍、20倍、25倍、30倍、ととどまるところを知らないわけだ。何度でもリピートが来るではないか、とこういうわけである。
 さらに、昨日であるが、「道新」(北海道新聞の略)に挟まっていた広告で、札幌のスープカリー専門店を特集したそうである。広告の回りを割引券が囲んでいて、各店で使えるようになったものらしい。家に帰って、新聞広告を引っ掻き回したが、その広告はついに我が家では見つけることができなかった。札幌の中心からあまりにはずれたところまでは、広告も回ってこなかったらしい。代わりにミスタードーナツの割引券が何枚かついた広告チラシが見つかった。甘い物好きの部下Kに明日、教えてあげようと思っている。