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9時のニュース〜世代別危ない人たち

 今日の9時のニュースでは立て続けに、へんてこな事件を報道していた。
 まずは、マンションの27階のベランダから植木鉢を落としていた七十数歳の老婆。三十代の女性の頭を掠めて落下したというから、人が通るのを見て落としたのかもしれない。とにかく老婆は殺人未遂で逮捕されたらしい。当たり前だ。
 次に地下鉄のプラットホームから男の人を突き落とした人間の防犯写真がTVに映る。けっこう若い男。突き落とされた男性は大怪我をしたとしか言われなかったから、きっと列車は来ていなかったのだろう。ホームから落ちただけで怪我をするとは考えもしなかったが、確かに突き落とされることを想定していない場合は体が防衛の状態にないから、そうしたこともありうるのかと思える。ぼくはこれでも結構警戒心が強くて、突き落とそうとする人間がいないかと地下鉄のホームでは実際にきょろきょろしている。スパイ映画の見すぎなのかもしれない。
 次に、線路に自転車を置いて行ったのは誰だ? というニュース。確かにぼくも昔10円玉を鉄路に置いて、電車に轢かせ、のっぺらとした赤銅色の円盤を友達に見せびらかしはした。小石をレールに乗せたこともないではない。鉄路のそばで身をかがめていると、けっこう怖いくらいの石礫が飛散して飛んでくるのが怖かった。でも自転車を線路に置くほど、ぼくらの時代は裕福ではなかったな。自転車はそれなりに、高価で大切なものだったのだ。
 さて、おまけに遊具を破壊する小中学生の群れ。苫小牧の公園の木造の遊具が決定的に板っぺらを剥がされていて、小さな子が使えない状態になっているという。多くの遊具が決定的に駄目にされた。よくいたずらをしている小中学生の悪がきチームが目撃されていて、有力容疑者となっているみたいだ。
 いろいろな世代に破壊的な衝動が見られるのは今に始まったことではないが、このくらいどうでもいいが少し危ないというニュースがいっぺんに報道されると、少し人間世界を見直すべきかという気持ちには嫌でもなってくるものだ。