露天風呂の夜

　帯広は札幌のようにも雪が積もっている。いつもは道路が見えるくらいの冬だから、今年は異常だ。しかし今日は快晴。十勝川温泉より池田町へ抜け、道東道を本別へ。本別より山越えで白糠へ抜ける間にどんどん雪が消えてゆく。いつも釧路に就く頃には雪が全く消えてしまう。北海道の積雪量は場所によってまちまちなのだ。途中写真を撮ったので今日は掲載。
　夜には中標津で取引先と焼肉屋に出かける。認知症（旧・痴呆症）の母の介護体験を訊きつつ、自分は母親の卒中後リハビリ体験を思い出している。少子高齢化社会のビジネスに携わる同士の会話だ。
　宿泊先は露天風呂つき温泉のあるホテル。温泉で湯だってしまい、ホテル内の飲食店を探したが、どこも２２時で閉まってしまったため、もう一度服を着込んで、隣のコンビニにビールやあれこれを買い込みに行く。
　一度窓を開けると嵌らなくなってしまった窓。これだけ立派なのにいろいろ不便を感じる東洋グランドホテル。けっこう淋しい（しかも薄ら寒い）夜更けになってしまったではないか。