何度も何度も見た映画。録画にいつも失敗してきた。ようやく今日HDDに録った。夜中に見る。飛ばしてあちこちを見る。
夏目雅子と沖田ヒロユキが死の一歩手前までゆくシーンがある。二人とも実際には若くして死んでしまっている。象徴的な映画である。
地味な内容なのに何故か惹かれる。
ラストシーン。傘がくるくる。ファーストシーンのデジャブは、何度見ても泣けてくる。夏目雅子、笑顔のストップ・モーション。ちあきなおみのテーマ曲アゲイン。
これほど地味で低予算なのにぐいっと引きずられる。そして何度も何度も見てしまう。心に住み着いてしまう作品。これぞ映画の魔力!