シュンの日記なページ

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大雪の通勤

 今の会社に入ってから二年目の冬を迎える。ということで季節と通勤のやりくりの仕方にも慣れてきている。一年目は、雪が降れば早めに出て、しかも夏のように贅沢な田舎道大回りコースではなく、二車線道路の最短コースを辿ったものだ。だが、ぼくは二車線道路というのは、つい縫う運転をして不必要に車線変更を繰り返しスピードを求める癖があるせいか、非常に毛嫌いしている。自分で勝手に疲れてしまうのだ。
 だから、のんびりでも追い越しのできない田舎道が好きである。それでもたまに直線追い越し車線、対向車なしとなればシフトダウンして(ぼくのパジェロはもちろんマニュアルである)一気に追い抜くこともできる。対向車がいたり、何台も前に連なっているのんびり運転ならいっそ諦めもついて、精神的に気負う必要も無し。近くに見える手稲山に今日はどれくらい雪が積もっただろうかなどと景色そのものをたしなむのも大好きなのである。
 ここのところ大雪。夏と同じ時刻に家を出る。それなりに時間はかかり、確かに30分を要する通勤ルートは夏よりも10分ほど多くかかる。だが、大雪ならば大雪の楽しみがある。シフトチェンジと、何ともいえぬ車内の暖かさ。雪の轍に乗り上げてときどき飛んでしまうCDには困ってしまうが、冬にはカーステから流れる音楽も味わい深い。ここのところ聴いているのはボニー・ピンクで、彼女のかわいらしい声とネイティブな英語力、そこにハードで70年代っぽいバックのサウンドが妙にマッチしていて、楽曲もヒット曲にならないまでもいちいちおじさんの年代をくすぐる何かを秘めている。というわけでなかなかにハード&タフ&メローな時間を通勤という中で過ごしてはいるのだ。これでも。