シュンの日記なページ

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天皇杯4回戦

 レッズは永井の二得点+長谷部で勝ったらしい。達也のシュートはまたもやバーに当たったりしたらしい。映像で見ることがかなわないのが天皇杯初戦。NHKも気を使ってJリーグとは別の大会だから、あえJリーグ中継でいっぱい取り上げるチームを外したり、J1−J2対決ではなく、JFLやアマチュアチームとJ1勢の対決を国営放送というスタンスからチョイスしたのだと思う。とりあえず浦和はほっとしたけれど、J1チームが7つも初戦で敗退したという事実を見ると、何か複雑な思いがしてくる。J1とJ2の差がなくなり始めていることもそうだが、JFLあたりとの差までが詰められているとなると、日本サッカーの底上げというムシのいい話ではなく、J1下位チームの存在感の不確かさのほうに不安を覚えてしまう。
 浦和がJ1で下位チームだったときにJ1のジュビロ磐田に負けた事実をぼくらはなぜか許しがたい思いで捉えていた。J2におちたとき札幌に一勝もできなかった戦績はトラウマになった。J1の権威というものを守る責任をチームはサポーターに対して抱えているはずではないのか、との思いが強かったわけだ。
 今回半分近くのJ1チームが下位リーグの所属チームに負けたわけだが、このことに関しては対サポーター責任をはじめ、日本サッカーへの責任問題として是非マスコミにはとりあげてほしいと思う。ジーコが代表らしからぬ選手を選出する背景には、こうした強いチーム強いリーグの権威失墜ということもどこかに心理的に作用しているのかもしれないからだ。
 決して権威主義というつもりはないけれども、ふさわしいチームが上位にいて、ふさわしい選手が代表にいてほしいのだ。誰の心の中にだって必ずある基準だろうと思うのだけれど。