シュンの日記なページ

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辛苦の優勝旗

 ホテルで目覚めると何となく寒い。埼玉県蕨市のホテル。昨夜はレッズ戦の後、南浦和のS屋に雪崩れ込み、八海山などで景気をつけて、真夜中過ぎにチェックインしたのだ。寝不足だし、酒が残っている。
 駅前で関東特有の真っ黒けなつゆにひたした立ち食い蕎麦を啜り(こういう文化も久しぶりである)、野幌サービスエリアの立ち食い蕎麦に比べると店に火をつけたくなるくらいまずいなあと心でぼやきながら、空港へ。
 満席の日曜日の空港。旅慣れぬ客たちが窓を人の頭越しに覗き込む悪環境下で、S・ハンター『ハバナの男たち』上巻を読み進める。
 バスを乗り継いで帰宅。PCを起動してメールを開けると、ウイルスメールだらけだ。特にNIFTYのマネージャー・メルアドのほうは異常な量。石狩図書館から予約本二冊の連絡があったので、取りに行く。直木賞受賞の奥田英朗空中ブランコ』、篠田節子『秋の花火』の二冊。
 図書館では多くの人が液晶大画面を前に椅子に座って興奮している。あ、駒大苫小牧の甲子園決勝だ。すぐに家に戻ると、9回の攻防に間に合った。北海道に辛苦の優勝旗が初めて渡る。真紅のというより辛苦のと変換されるあたりが道民仕様の辞書なのだよ。こいつはオリンピックより快挙かもしれない! 少なくとも明日の北海道新聞の一面はオリンピックではなく、甲子園の優勝で持ちきりになるはず。うるうる。