アテネ五輪、女子サッカー、予選第二戦

　柔道のほうはヤワラちゃんも野村も無事何枚目にもなる金メダルを獲って万々歳だったけれども、他のところでは日本は苦しい戦いを強いられていてぱっとしない。残る期待は女子サッカーと、眠い目をこすりながら夜中にこれを見る。
　失点シーンだけに限らず、まずナイジェリアの選手との局面での短距離走が多く、危険なシーンを沢山呼び込んでいる印象が強い。カバーが遅れると、それだけでやられてしまうという身体能力の明らかな差。特に相手ＦＷ陣のスピードに置いていかれることの多いＤＦ陣は大変だったろうと思う。であればロングパスを打たせない、カウンターを食らわない、特にサイドの守備を徹底してやるという戦術があってしかるべきなのだろうが、間に合わなかったのか、それとも相手が予想以上のスピードだったのか。
　とにかく日本は前試合に続き、またも攻めに攻めながら得点が刻めず。特に沢のチャンスが今日も惜しい。もう少しボール上隅を狙えるだけの正確さがあれば、と祈るのだが、ことごとくＧＫ正面。日本人のお人よしが出すぎた試合だったか。