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天敵

 名古屋という敵地で7年間も勝っていないというレッズ。そんなジンクスは五試合連続3得点中の好調レッズには全然無縁だろう、とそう思う傍ら、勝負の世界であれば連勝はいつか途切れるものとの思いが少しだけあった。それを途切れさせるものは、勝利に見放された場所での天敵のようなチームを相手にした場合ではないか、とも。
 レッズは今日、あっさりとグランパスに負けた。昔、最下位争いという汚名を争わねばならない、サポにとっては本当に正念場と言える決定的な試合で、いつもグランパスに大敗してレッズは最下位に甘んじていた。その歴史は今を持っても変わらないのかと思われる試合であった。
 どうせやられるならウェズレイだろうというイメージの裏をかかれた、いずれも地味な三失点もなぜか地味すぎて悲しい。とにかく名古屋ではレッズは今も性懲りもなく負け続けるのだった。
 と、情緒的な部分にどうしても触れたくなるのだけれど、今日の試合を冷静に分析すると、いろいろな意味でギドのミスか、と思われる。
 まず前節誉めすぎ。いくら完勝したといっても、誉めすぎては選手のたがは緩むだろう。そして日本代表の試合に出たばっかりのサントスと坪井をすぐに使ったこと。ちなみにマリノスは久保を温存。レッズのサントスと坪井の出来は悪く、しかもサントスに至ってはFWとしてのスタメン。無理だろう。餅は餅屋だろう。
 永井が風邪、啓太が軽い違和感、それはいい。でもこの試合で彼らを温存すべきだったろうか。交代で使うなら、スタメンでできるところまで使うという方程式があっても良かったのではないだろうか。ギドの監督としての油断が選手に感染していなかっただろうか。おまけに相手は天敵であり、名古屋はゲンが悪い。そんなことはギドの頭にはなかっただろうか?
 いや、ギドにだって名古屋にいい思い出なんてあるはずがない。だからおかしな采配だったと言いたいのである。
 ナビ杯とは全く違って、背水の陣というイメージが感じられない取り組み姿勢である。レッズの悪い癖。ほんと、全力を尽くせよな。