荒れる空
風雨が強い。悪天の影響もあって、体調も優れない。低気圧がくると少しだけ体調を崩すのは今に始まったことではない。
本来なら息子とまたもや道北二人旅を計画していたのだけれど、今日の真っ暗な空を見て、すぐに取りやめにした。せっかくの四連休がこれでパーみたいなものだ。
というわけでせっせと本を読む。明日の午前中を目処に萬月『私の庭 浅草篇』を読み終える。八割方読み進めているのに、まだ何が「私の庭」なのかわからない。「私」の一人称小説ですらない。人を食っているよなあ。760頁という大長編だけれど、時代小説ならではの歯切れのよい文体に行換えを多用した文章を駆使しているのでテンポよくさらさら読み進んでいる。
図書館から一気に予約本が入ったとの通知。以下四冊を明日には取りに行かねば。そして優先で読まねば。
横山秀雄『影踏み』・篠田節子『逃避行』・垣根涼介『ヒートアイランド』・熊谷達也『邂逅の森』