日高
ちなみに馳星周のコラムが更新されている。今回は祖母の葬儀に伴う4、5年ぶりの帰省の話→http://www.hase-seisyu.com/note/040306.html 彼は出身は苫小牧だと言っていたが、浦河の生まれだったなんて、初めて知る。苫小牧と浦河では、100km以上離れているんじゃないのか? それにしても北海道と東京の違いを痛切に感じている馳星周の心中……若くして故郷に未練なく都会に憧れ、新宿の深夜プラスワンに居着いた青年。作家になる人というのは大抵こんな感じなのだろうか。東京に生まれて北海道を目指してきたぼくの人生とは地理方向がまるで逆パターンである。人間とは、ただ自分とは正反対の方向を目指してあがく存在なのだろうか? よくわからん。