シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

室蘭

 ただいま真夜中過ぎの00:08。これが室蘭から帰ってきた時刻。寝静まった家にストーブの暖房だけが頼もしく燃えている。
 室蘭には午前中に到着して、すぐに胆振支庁へ。そこの介護保険担当のチーフが、何とまあ、前職時代に道庁の救急医療担当者で、あららの再会。何年も前にその方は後志の保健所に転勤となり、今ひょんなところで再会。相変わらず仕事の切れる御方で助かる。
 お昼は室蘭フェリーターミナル。室蘭で最も食事のメニューが豊富で、おまけに海と空と半島と風力発電機が見える絶景ときている。オススメのランチ・プレイスだ。
 午後になって吹雪が本格的となる。乾いていた道路がどんどん、真っ白く降り積もる雪に覆われてゆく。チャラツナイ、地球岬と、吹雪に霞む観光道路をケアマネさんの後に着いてゆき、要介護者宅へ。夏の青空の下で、昔、旅行者時代に昼寝した岬の草っ原から、十メートルと離れていない場所ではないか。
 続いて吹雪の中を隣の伊達市へと回って、夕暮れを迎え、夜には鷲別町へ移動。あんまり遅くなったのと、高速道路が部分通行止となっているために、東室蘭で、名物やきとりを味わってから帰ることにする。おばさんと娘さんとが生ビールのジョッキを用意し自分で少しずつやりながら、料理を出してくれる、いわゆる赤提灯。ホッピーでも置いていそうな店だが、出張手当があるので生ビールを呑む。下戸の運転手と一緒なので、非常に有り難い。
 焼き鳥はタレが美味しい。一通りの焼き物に馬刺し。おとうしが鱈のホイル焼きとマカロニサラダ。ただでさえボリュウムがあるのに下戸の同僚は、チャーハンを頼む。すごく量があるのだがこれが美味い。いい店だなあ。いるのは肉体労働者ばかりで平均年齢52歳ってところ。お隣の労働者のおじさんが、いろいろ気を使ってくれるので、有り難い。
 そこからは高速に一旦乗って、登別東ICで下ろされて、巨大赤鬼を左に見て、国道を一路苫小牧へ。ここを抜けて、千歳からふたたび高速。到着したのが、真夜中というわけである。
 苫小牧では豚丼チェーンのフランチャイズ化を目論んだ、焼肉屋金剛苑の店が、吉野家の窮状を背景に燦然と輝いている。東京進出なども上手く行っているという。のしあがりそうな気配。あるときには本店の金剛苑で特上の焼肉をご馳走になったこともある。何故かと言うと、この外食グループ産業は、前職の部下のかみさんの姉貴の旦那さんがやっている店だからだ。少し強引かつややこしいかもしれないけれども。