シュンの日記なページ

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留守番の二人

 家内がまたも外出。ひたすら読書にいそしむぼくの傍ら、息子はずっとべったりつきっきりで、ちょっかいを出して来る。天気はよくないし、宿酔いに近いぼくは、どんよりとした気分だし、何も意欲が湧かないのだ。
 昼には、いつものように二人でラーメンを食べて、テレビを見る。
 ハウスの修理の御用聞きの訪問が一度あったが、借家だから勝手に修理なんかできないと断る。床下の換気口がオープンになっているが、これは冬は閉めておくべきなんですよ、などと無料アドバイスをいただいたので、何だ、このおかげで暖房効率を悪くさせていたかと反省。長靴を履いて、四方の換気口を閉めて歩く。そう言えば、入居時にそんな説明を聴いたような気がしないこともない。
 埼玉で貸しているマンションの給湯器の修理代金に関する報告が、管理会社から連絡が入る。随分マージンを取る会社だし、営業力が無いのか、家賃は平均よりずっと安いので、今の入居者が出てくれ次第、管理会社は代えようかと思っている。
 息子は相変わらず、ぼくにふざけかかったり、手品をやってみせて、読書の邪魔をする。
 午前中に『アナザヘヴン2』の四冊目完結編を読み終え、午後には船戸与一の『三都物語』にかかる。こちらは連作短編なのだな。題材が、あまり興味のない野球なのだが、船戸の小説なので、面白さに変わりはない。ただ、リストラ、援助交際などによる日本の家庭的悲劇をを船戸が描くというのも、何だか珍しい。馳星周重松清の世界に入り込むと、船戸らしくないところがあって、何となく違和感……かな。