シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

睡魔と覚醒

 なぜ昼間仕事をしているときは睡魔と闘うのに、夜家に帰って来ると、眠さがどこかへ霧消してしまうのだろう。だから夜更かしして、昼間に接客中だと言うのにあくびをこらえねばならなくなる。そして夜は、やっぱり夜更かしする。トマス・H・クック『七つの丘のある街』、夜更かし本です、まったく。でも助詞の「の」を二つ連ねたタイトルはあずましくないよな、やっぱり。「あずましくない」とは北海道弁で、「居心地が悪い」などの意。ぼくはネイティブではないけれども。
 今夜のショック。花村萬月のホームページで楽しみにしていた「小説の書き方」がなくなっちまったこと。なんでえ、なんでえ、イントロが大層だったのに! それに第一章と思われた本文がさすがだったのに、作家はもう「言うべきことは言った」などと、いかにも萬月さんらしいいい加減な言い訳をしてクローズしてしまった。その上、日記までやめようかどうか、なんて言い出しているのだ。こらこら、やめてよいでしょうか? と言いつつ、こちらは返事をしようにもメルアドすらわからないじゃないか。完全なる一方通行。まあ、作家らしい、と言えばらしい。尊敬する作家なので是非読み続けたい。ってこんなふうに書いても、ここを萬月さんが読むわきゃないか。悔しいけれど。当然、冒険小説協会の十周年記念、熱海のホテルの一室にて、北海道の旅の話をしたこと、萬月さんは母親への餓えに満ちているなんて生意気なことを作家その人にぼくが言ったことなど、覚えていてはくれないだろうなあ。
 さて睡魔は徐々に去ってゆくものの、スノボ後遺症の筋肉痛は激しいため、やはり今日も早めにベッドに飛び込みます。そして1ページでも多く、本を読むのだ。わくわく……!