シュンの日記なページ

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三連休、待つ甲斐のあった最終日

 晴れている。青空が拡がっている。トーストにベーコン&エッグスをコーヒーで流し込み、パジェロをスタートさせようとすると、エンジンがかかってギアも入っている様子なのに、タイヤが回ってくれない。あるいは力が弱い。今のパジェロは下半身雪に埋まっているから、力が弱いと動き出せない。そう言えば、昨夜も様子はおかしかったのだった。少なくともこれではスキー場に出発することができない。というわけでEKワゴン初めての高速&冬山デビューと相なる。スキーは積めないから、スノボだけ積み込む。ああ、スノボをやっていてよかった。スキーしかできなかったら、今日の楽しみはなくなっていた。
 ちなみにEKワゴンはアクセルを目いっぱい踏み込んでも、山道の登りには極端に弱かった。パジェロのあの登攀力を使うことができないのが残念だった。
 札幌国際スキー場は申し分なく晴れて、明るさに満ちていて、人でいっぱいだった。日帰り入浴Bパックというリフト券を買った。リフト5時間券+朝里温泉の日帰り入浴チケットが付いている。温泉は三つのうちから選ぶことができる。昨日ホームページで調べておいたのだ。
午前中に、メルヘン第一リフトを三本。リフト券を二枚分切られる長いコース。ニ年ぶりのスノボである。ブランクの影響は大きかった。最初の一本は恐怖感が先に立って、体に力が入ってしまう。即座に筋肉がぎしぎしと軋む。そして喘ぐ。ここのところ、年齢をいやでも感じてきている。
 昼食はお気に入りのカフェテリアで摂った。タンドリーチキンライスに生ビール。タンドリーチキンライスはナイフでばらばらにしてライスと挽き肉カレーと混ぜ合わせ、ぐちゃぐちゃにする。銀座のナイルレストランでインド人店員に教えられた通りにする。とにかく生ビールで喉を宥める。サッポロクラシック。極上のひととき。
 午後には同じリフトを二本。ラストに、リフトを二本梯子して山頂まで上がった。いつもなら天気が悪くて、なかなか上がる気になれないコースだ。ここから長さ3.6kmのダウンヒル。へとへとの足は今にも攣りそうだ。スキーならばこんなもの何てことないのだ、と無いものをねだりたくなる。
 それでも疲労が、むしろいいバランスを生んでくれた。筋肉に負担をかけずにボードを自然に滑らせようとするから、ナチュラルに力の抜けた状態でターンできる。だいぶ勘が戻ってきた。
 15時直前に上がることにした。山を下りる。雪道の下りは朝里ダムまで誰にも会わずに進む。凍結したカーブの連続なので、独りでマイペースというのが何よりいい。
 いよいよ朝里温泉・宏楽園ホテルの露天風呂に浸かった。またもや極上のひととき。スノボ&温泉はニ年前には毎週やっていたことだ。今は二年ぶり、これ以上ない贅沢のように思える。
 途中夕食の買い物を済ませると、帰宅は17時過ぎになった。夕餉は鱈と牡蠣の水炊き鍋。例によって材料を切り過ぎて(特に白菜を)、腹が苦しくなり、結局、楽しみにしていた雑炊は半分残すことになったのが、悔しかった。
 今日は早めにベッドにもぐりこみ、本を読む。眠気と闘えるだけ闘って、一ページでも多く。