三連休、いきなり吹雪の第二日

　少し寝坊気味だったけれど、朝は昨日と同じくトーストと卵とウインナ。窓からテイネオリンピア・スキー場を見る。昔は全貌が見えたのだが、小学校の増築があったために、今はゲレンデの一部だけしか見えない。増築された校舎に息子の教室があるから、文句も言えない。とにかく、雪がやんでいて、ゲレンデが見える。こりゃ、チャンスだ、もっと早く起きるのだった。
　いそいそと支度をする。図書館に返却しなきゃいけない本がある。予約していたトマス・Ｈ・クックのノンフィクション・ノヴェル『七つの丘のある街』も取りに行かなきゃいけない。行きがけに寄ってゆこう。パジェロに、スノボ用具とスキー用具と、温泉道具を詰め込む。
　10分後、石狩市民図書館に着いた頃には、雪が激しく舞い、空は暗くどんよりと変わっていた。車を降りると激しい風雪が身を襲う。海に近いせいもあるだろうが、山の上のスキー場はもっと酷いことになっているに違いない。先ほどまで見えていたテイネのゲレンデは、厚い雲に覆われている。
　図書館の用事を済ませると、諦めて戻ることにした。スキー場で昼食をと考えていたのだが、仕方なくスーパーに寄って買い出し。昼食は、ラーメン。インスタントではなく、スープを別に用意する。ジンギスカンのたれで有名なベルのラーメンスープが一食分30円の液体圧縮スープを売っているのだが、これを使うとやたらに美味いのだ。
　午後は読書とＰＣで、夜には、ホットプレートを使って独りジンギスカン。ビールが美味い。ワインはスーパーの安いやつを買ってきたが失敗した。甘口過ぎる。これ、前に妻が買ってきて失敗した奴ではなかったか。なことを思いながら、羊肉を焼いて、野菜を焼いて、ひたすら口に放り込んだ。最後に残り野菜を使って焼きそばにする。昼も夜も麺類で、しかもベルのたれにお世話になってしまった。なんてシンプル・ライフなのだろう。
　スキー＆スノボ用具はパジェロに積みっぱなし。明日は早起きして、天気がどうであれ、スキー場には絶対にゆくのだ。