シュンの日記なページ

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三連休、吹雪の第一日

 宿酔い気味の頭を振りながらカーテンを開けると、外は猛吹雪だ。降雪はよくある。雪がしんしんと降り積もる静かな日と言うのは、冬の札幌では珍しいことではない。でも横殴りの風が、びゅんびゅん音を立てて、遠くでごおっというような強風の大きな流れが感じられるような、猛烈な吹雪というのは、一冬に五回あるかないか、ってところじゃないだろうか。
 今日は、その猛吹雪。トーストに卵にウインナーに牛乳で朝食。朝のうちPCに向かい、本を読み、昼には正月の残りの餅を焼いて、片面を焦がしてしまったけれど、気にせず磯辺にして食べる。
 午後もPCに向かったり本を読んだりして過ごす。吹雪は衰えず、時折り家の周りで落雪の音がして、少しびっくりする。家のどこかに、誰かが体当たりをしたような音。
 暗くなった頃に雪が一時的にやんだので、雪かきを始める。ママダンプを押して、向かいの空き地に雪を何度も運ぶ。震えながら出ていった戸外なのに、あっという間に体がぽかぽかしてくる。一通り雪かきを終えて、家に入る頃には汗ばんでいるのを感じる。
 夜には餃子の残りを焼いて、ビールを呑み、それから前もって沸かしておいた湯にスバゲッティを投げ入れ、その間にまたビールを呑む。刻んでおいた玉ねぎやニンニクその他をオリーブオイルで炒め、茹で上がったスパゲッティを投じて、味つけをする。食卓に運んでまたビールを呑みながらこれを食べ尽くすと、思いのほか満腹で苦しい。どうも、ぼくは必要以上に作り過ぎるきらいがあるのだ。
 食後はまた本を読んで、PCに向かい、夜『Dr.コトーの診療所』というものを初めて見る。総集編プラス・アルファみたいなものか。主演の吉岡秀隆の髪型が鬱陶しくてならないが、脇役陣がよくて、何箇所かぐっと感動する。ぼくはヒューマンなものに弱くはありたくないのだが、実際にはヒューマンなものに弱いのだ。埠頭に待ち受ける子どもたち。船で帰って来る診療所の先生。走る柴崎コウ、というだけでうるうる来るではないか。北海道の雪の離島のシーンもよかった。増毛町浜益村で撮ったもので、実際には離島ではなかったみたいだけれど。ま、それはそれでいいのだ。少し劇画チックだったけれど、劇画の原作でもあるのだろうか。
 スノボ&温泉を三連休中一日は実行するという計画。今夜から道内大荒れ、だって。今夜からじゃないじゃないか。今日一日中大荒れではないか。天気予報の嘘つき!