シュンの日記なページ

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お宝倉庫

 子供にせがまれて、お宝倉庫という玩具を中心とした大型リサイクルショップに出かける。
 何とも不思議な店であった。倉庫街にある倉庫を利用している。玩具、フィギュア、ゲームソフトなどはわかるけれども、他にチョコエッグを初めとした景品、スターウォーズなどで人気を集めたボトルキャップなどまで売られているのだ。
 それにコミック、ビデオ、DVD、駄菓子や子供服まで売られている。倉庫だから見境なく並べることができるのだな。
 でも店の半分はゲートで仕切られていて18歳未満お断りとなっており、その向こうは何だろうなと首を延ばすことさえしなかった。子供の前だから。
 息子が探していたのはスライムという、ゲーセンで獲得するアクリルかガラスの透明な玉ねぎ状物体。どこのゲーセンからも姿を消したらしく、自分は12個持っているが、友達のA太君は36個も掻き集めているらしい。学校で流行っているというのではなく、二人の間で流行っているのだそうだ。A太くんは先にこのお宝倉庫を訪れているらしい。息子がスライムの潜んでいそうな一律50円の箱の中を漁ったけれども、一匹もスライムは出て来なかった。きっと全部A太君に買い占められたのであろうという結論に落ち着き、息子はがっかりして、結局何も買わずに出てきてしまった。
 ぼくのいない間、息子は妻に連れられて、A太くん情報を頼りにあちこちのゲーセンを回ったそうである。スライムのゲーム機はどうも札幌から本当に姿を消してしまったらしい。違うものを集めろと言っても息子は首を振る。だよな。ぼくにも、気持ちはわかるのだ。親ながら馬鹿な提案をしたと思った。