屋台村

　帯広駅前に二年ほど前から突如出現したのが屋台村。かねてよりゆきたかったこの場所で夜を満喫した。
　最初に入った店ではもつ鍋と増毛の酒である国稀。この夜はテレビ東京のクルーがインタビューして歩いており、つれがカメラの前でインタビューを受ける。今月18日ワールドビジネスサテライトで放映されるかどうかはお楽しみといったところ。
　パチンコに行くという部下と別れて一人になり、二軒目では焼き牡蠣。ここでも国稀。常連ばかりになったのでいづらくなり、他へ。
　迷った末入ったのが中華料理の屋台。中国人と日本人奥さんの二人でやっている店で、ここが素晴らしかった。皮から作る焼き餃子というのが売りで、目の前で小麦粉をちぎり、叩き、皮を作り、具を包み、焼いてくれる餃子。ピータンとともに、紹興酒でこれを食べる。ＴＶクルーはまだこの段階でも取材をしている。この店には三度も来たそうだ。ここまで特徴がある店なのでわかる気がする。常時満員、女性に人気があるみたいだ。夫妻の人柄が大変によい。馴染みやすい。また来たいなと思わせる、北の屋台の温もりを、寒気の中、ホテルまで持ち帰ることができた。