飽食

　昨日は旭川に出張で一泊。出張して、昼飯にカツカレーを食べ、夜は夜とてひさびさの居酒屋しれとこにて、牛スジ＆タンの洋風煮込み、刺し盛り、牡蠣、焼き鳥、ホッケと食べつつ、日本酒を何杯も何杯も酌み交わしてしまう。その後のもう一軒でボジョレ・ヌーボーのボトルを開けて、さらに最後にラーメンをという声をさすがに断って、ホテルに帰って眠った。
　今日の朝飯はホテルのバイキングとて、卵、海苔、鮭、納豆、とろろ、マーボ豆腐、ハム、マカロニ＆ポテト＆野菜サラダとたっぷり食べてしまい、コーヒーに牛乳にヤクルトまで飲む。昼にはでかいチャーシューの入った旭川ラーメンを醤油スープの縮れ麺で。少し足りないので、帰りがけには野幌サービスエリアで天ぷら蕎麦を啜った。
　なんという飽食であろうか。
　日頃、朝はトースト二枚、妻の弁当を昼飯に食べ、夜は発泡酒に焼酎につまみという、まあお金のかからない生活を営んで、70kgを下まわる体重を一年間は維持してきたのだ。もちろんその前の飽食時代には上の如き出張を毎週のようにやっていたので、75kgに手が届くのかと心配された。明日からはまた弁当生活に戻るし、土日も朝昼は質素なものでごまかしてしまうことにしている。
　出張は健康維持の大敵なのである。酔っぱらって時間を費やしてしまうので本も読めやしないし。メリットは飲食代を接待費や会議費で落とせること、出張手当が付くことくらいである。うーむ、だから食べ過ぎるのか。