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要は肉屋

 旭山公園の紅葉を愛でながら、お昼に、伏見の高台にあるカレーうどん専門店に入る。札幌市街を高台から見下ろすロケーション、落ち着いてシックな店の洋風な雰囲気は、およそカレーうどんという下世話なメニューに似合わない気がするところを意表を着いてどうだと言っているような風変わりな店だ。カレーうどんには四種あり、牛タン、知床鶏、牛頬肉、黒豚角煮、といった種類。ぼくは黒豚を食べたのだけれど、うどんは固めだし、カレーそのものにホイップまでかかっていて和洋折衷もここに至れりの感が強い。隣に軒続きのしゃぶしゃぶ屋まで構えていて要は肉屋なのだ。
 この「要は肉屋」にたびたび感心させられるこの頃である。この店もなかなか鋭かったが、他に、静内の「赤ひげ」、富良野の「くまげら」も、いろいろなところで感心させられるものの、要は肉屋。本格的に美味い肉を惜しげもなく提供することで集客していると言う点で共通するのだ。
 北海道は全国でも有数の畜産の風土であり、そうした肉屋の店というところに着目すると、それなりに鋭い店がひっそりとあるのだということだと思う。