シュンの日記なページ

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ステーキ

 ステーキというのは、高い肉を一枚買ってきて、レアに焼いたところを皿に盛り、ニンニクと醤油をかけて食べるというのが、ぼくは一番好きである。
 でも外食でステーキを食べようとするとこういうシンプルさはなかなか得られない。いろいろな特性ソースがあったり、最もシンプルなら、逆に醤油ではなく塩、胡椒というアメリカ文化のそっけないものであったりするからだ。
 昨夜はハーフダイムという奇抜な店でステーキを食べたのだが、ここはまたシンプルさからかけ離れた店なのであった。今はすっかりお子様向け、あるいはお子様カップル向けというステーキハウスというイメージで、テーマパーク風をうたっている札幌に二軒、本州に一軒という店らしい。http://www.half-dime.com/ を見ると、ステーキと言うよりはロースト・ビーフがメインメニューになるのだろうか。
 店員の扮装が奇抜であり、名前を聞いても「はい、森の妖精のキキです」とか応えてくる。なかなかに可愛い娘たちなのだが、頬を赤く塗って三角帽子などを被っていたりする。妙になれなれしいし、太鼓を叩いて歌をハモりながらときどき行進して歩く。
 外装も内装もすごく奇抜で、本当にどこか炭坑跡の地下洞窟にでも入場したような雰囲気もある。
 さて肝心のステーキには8種類くらいのソースが用意されているのだが、うち300円引きというのが2種類くらい。ステーキも500円引きと言うのがあったので、自然選ぶ方向はそちら方面に決まってしまった。
 リブ・ステーキを注文すると肉そのものは脂身が多く、切り分けやすいというところで、和牛には遠く及ばないもの。ボリューム・ディスカウントという感じが否めない。付帯価値に多くのコストを費やすのでこんなことになるのだろうと思う。ともあれ、今度は子供を連れてこようか、いや、ファミレスに比べると高くつき過ぎるか、などと悩ませられる店なのであった。