シュンの日記なページ

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死闘

 昨夜カブトムシのオスたちのカゴで死闘が繰り広げられたらしい。オスとオスが凄まじい勢いで闘う音が夜通し鳴り響いていたという。さて明くる朝、オスのカブトムシが一匹死んでしまっていた。戦いの果て、という感じだったらしい。妻と子でこのオスカブトムシを埋めたという。思えばカブトムシは長い幼虫生活を地中で過ごしていたわけだから人間よりもずっと「土に還る」という言葉が相応しい。
 勝ち抜き、生き残ったカブトムシはカゴの中で泰然としていた。もう一匹のカナブンのような虫と言うのは、贈り主の大分のMさんのメールによるとクワガタのメスであるらしく、その小さな鋭い牙は危険なくらい恐ろしいのだそうだ。どおりでこいつばかりが死闘に巻き込まれることもなく元気に生き延びているわけだ。
 そう言えば昨年は一つのカゴに10匹くらいのカブトムシがいたのだが、最後に生き残ったのは心配されたちびちゃんだった。息子は毎日心配そうにちびちゃんは元気だろうかと様子を見ていたのだが、ちびちゃんは最後に生き残った一匹となった。
 今年も同じことが繰り返されようとしているみたいだ。息子はちびちゃんの生存を確認し、オスたちは死闘により疲弊し切っているというわけだ。メスだけはもうひとつのカゴの中で優雅な日々を送っているのだけれど。