シュンの日記なページ

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車を洗わない男

 ぼくはほとんどというか全然車を洗わない男なのである。根っからというか昔から本当に車の汚れなど気にもならないタイプ。
 昨日より昔の書評を引っ繰り返していたらマルティン・ベックのシリーズのところで、スウェーデンは世界一車をぴかぴかにしておく国ではないかと言うことが小説中にあったみたいだ。日本こそそうではないのか、と思っていたのだが、やはりスウェーデンには負けるのだろうか?
 札幌の一年の半分は雪文化だから自動洗車機などは冬の間、雪に埋もれてしまう。そうじゃなくても太陽が雪を解かすと、はねた泥水で車はひどいありさまになるので、ほとんど誰も洗おうとしない。営業上あまりにも無惨だと困るので社長の乗るベンツだとか社用車などに限ってスタンドで洗車を頼むくらいではないだろうか。冬の自家用車は本当にみんな汚い。
 スカンジナビア半島スウェーデンでは冬は生半可なものではないと思うのだが、雪対策などはどうしているのだろうか? 不思議だ。それとも札幌市民のように夏だけぴかぴかにしているってことなのだろうか。またマルティン・ベック・シリーズでも読み返さないとそこのところはわからない。
 車を洗わないぼくとしてはこういう文化が実に居心地がいいのだが、夏になると化けの皮が剥がれる。皆が奇麗にしているのに、ぼくの車だけが汚れを増してゆくのである。
 そういうわけで家族の要望も強くなった。今日はついに、ぼくも車を洗う男になってしまったのである。