旭川市旭山動物園
この動物園を紹介するには、以下のサイトにお出かけいただくのが一番なのだけれども。
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/asahiyamazoo/index.html
今日は息子のリクエストで旭川へ日帰りの旅。旭川市美術館では「THE・ドラえもん展(http://dora-world.com/news/doraten_f.html)」を観る。ドラえもんをテーマに芸術家たちが腕を競った作品展ということで、圧倒的に母子姿が多く、おみやげコーナーでは様々なグッズも。ただし小学館の出すグッズではなく、あくまで芸術家たちの作品をポストカードにしたものや、ポスターにしたものがほとんど。テーマは比較的はっきりしていたと思う。
その後旭山動物園に行ったのだが、動物園と言えば昔の上野動物園や多摩動物園のライオンバス、一番最新でも那須サファリパークくらいしか思い当たらないぼくとしては、今回の旭山動物園には驚愕した。何よりもデザインの鋭さが生きた三つのハイライト。
その一つは猛獣館であり檻の外から下から上から観ることができるルートに加え、水浴び場の水を断面で観ることのできるガラス張りのウィンドウ。ここに虎が飛び掛かってきて爪をがりがりとやってきたときにはさすがに観覧客が湧いたし、緊張感が走った。羆の壁立ちがりがりも凄味満点だったが。
もう一つはホッキョクグマ館。これも水中の泳ぎを断面から観ることができるし、檻の中に三つほどあるカプセルに頭を突っ込むと、シロクマに接近遭遇ができる。体の不自由な方向けにには潜望鏡の仕込まれたカプセルがというように配慮が行き届いている。
最後にペンギン館。これが圧巻。何せ水中を潜る回廊が用意されており、泳ぐペンギンを真下から観ることができる。もちろん檻越しに観ることも、上から観ることもできるのは他のアイディアと同じ。
こんなに猛獣やシロクマ、ペンギンと接近遭遇できる、しかもそれがバス形式などではなく、より一体感を感じつつというデザインの動物園はあまりないのではないだろうか。
この動物園は前々から人気があるとは聞いていたが、大人でも圧倒され入場料580円。中学生以下は無料というサービスというのはなかなか他に類がないのではなかろうか。ああ、楽しかった!